canon eos kiss x9の使い方

canon eos kiss x9で運動会を撮る方法と使ってみた感想

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canon eos kiss x9購入の目的として、子供の運動会を撮影したい!という理由がありました。

普段仕事では、プロ用の一眼レフデジカメを使用していますが、重くて大きく機動力にかけます。

その点、canon eos kiss x9は、小型で軽量。

走り回る子供の写真や動画撮影で、一日中持ち歩いていても苦になりません。




canon eos kiss x9で運動会撮影する時必要なもの(前日準備)

canon eos kiss x9で運動会撮影する場合、

遠くから撮影しても大きく写せるよう望遠ズームレンズが必要です。

ダブルレンズキットの長い方のレンズが、望遠ズームレンズになります。

CANON EOS Kiss X9 ダブルズームキット(ブラック)

 

  1. canon eos kiss x9本体
  2. EF-S18-55mm F4-5.6 IS STMのレンズとEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMのレンズ
  3. 32GB以上のSDカード
  4. 動画撮影する場合は、一脚または、三脚
  5. 満タンのバッテリー
  6. 液晶ビューファインダー
  7. 熱中症とカメラの熱さ対策の保冷剤

プロカメラマンも望遠レンズがない場合は、レンタルしてる。

運動会の撮影は、決められた場所で撮影するというルールがあります。

誰もが近い位置で撮影できるわけではありません。

そうなると、短い方のレンズ(EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM)では、子供が小さく写る可能が。

 

せっかく一眼レフデジカメを持っているのに、メリットを最大限活かしきれていません。

しかし、遠くを撮影できる望遠ズームレンズは、買うと高いです。

年に何回かしか使わないのに、買うなんてもったいない。
そんな時は、レンズのレンタルをお勧めします。

プロカメラマンも、たまにしか使わないレンズは、レンタルショップでかりています。

レンズのネットレンタルは、レンタル館でかりられます。

宅配で貸し出しと返却が行われるので、自宅にいながらレンタルできます。

 

ネットでレンタルできる運動会に活躍する望遠ズームレンズ

運動会で使いたいレンズは、近くと遠くを1本で撮れるレンズです。

キヤノン Canon EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM

は、お弁当シーンなど近くから撮影する時と、競技シーンが一度に撮れるレンズです。

購入すると、30万円するレンズですが、レンタルなら数千円から使えます。

キヤノン Canon EF70-300mm F4-5.6 IS USM

は、レンタル料金が安いレンズです。

70mmから300mmのズームレンズなので、撮影距離が近いものには向いていません。

競技シーンを撮影するなら、このレンズでも十分綺麗に写せます。

 

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運動会で使う一眼レフレンズをレンタルしてみる

運動会撮影は、SDカード選びも重要

canon eos kiss x9のメモリーカードは、SDカードと呼ばれるものです。

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SDカードを選ぶ基準は、

  1. 容量→撮影枚数に関係する→32GB以上
  2. 書き込み速度→遅いとシャッターが下りず連写できない。→40MB/秒以上
  3. スピードクラス→動画の品質に関係する→クラス10なら間違いない

が重要です。

安いSDカードを使うとカメラの性能が引き出せません。失敗も多くなります。
容量が16GB以下と小さいと

撮影時にカードがいっぱいになったり、動画撮影の容量オーバーになる。

転送スピードが遅いものを買うと

連写できずシャッターチャンスを逃す。

おすすめSDカード↓

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運動会は、三脚より一脚のほうが使い勝手がいい!


自立式一脚 BK-Pole Pod 【ビックカメラグループオリジナル】

は、三脚の良さと一脚の良さを兼ね備えた自立式一脚です。

 

三脚は動画など定点で撮影するのに向いてます。

三脚はぶれずに撮影できますが、運動会など動きのあるシーンでは、

カメラを固定してしまうと動きが追えません。

 

よく、サッカー中継などでスポーツカメラマンが

棒みたいなものの先にカメラをつけて撮影しているのを見たことありませんか。

スポーツカメラマンの使うレンズは、望遠レンズで重さもあります。

手持ちで撮影するとぶれてしまうので、一脚を使って決定的瞬間をぶれずに撮影しています。

 

運動会撮影では、重いレンズを使用するわけではないですが、それでも三脚より一脚の方がいい理由は、

動画撮影、写真撮影の両方がスムーズにできるからです。

 

canon eos kiss x9は、軽いので写真撮影をする際は、手持ちで十分撮影できます。

しかし、動画撮影の場合、手持ちだと必ずぶれます。

ぶれたりグラグラした動画は、鑑賞するときに画面が揺れて気持ち悪くなります。

そういったぶれやグラグラをなくすために一脚でカメラを支えます。

 

液晶画面が明るくて見えない!そんな時は、液晶ビューファインダーを使う。

CANON EOS X9で動画撮影する場合は、ファインダー撮影ではなく、液晶画面撮影になります。

液晶画面は、晴天の日にはとても見えずらいのが欠点です。

そんな欠点をカバーしてくれるグッズが、液晶画面に取り付けられる

液晶ビューファインダーです。

 

取り外し可能なので、液晶画面を見ながら撮影しない時は、外せます。

あると便利なグッズです。

運動会前日までにしておくこと。

  1. バッテリーの充電
  2. SDカードをカメラに入れておく
  3. レンズをカバンに入れておく
  4. カメラの撮影設定
当日用意するとバタバタして忘れるので、前日までに撮影準備を終わらせます。

 

運動会撮影は、1日かかるので、バッテリーは満タンにします。

SDカードもカメラにセットしておきます。

望遠レンズなど使用するレンズもカバンに入れておきます。
小さいカメラバックがあると便利です。

カメラバッグ ノバ 160AW II LP37209PKK ブラック

充電もメモリーカードをセットしたら、運動会用の撮影モードを設定する

次に、カメラの設定を確認します。

カード入れ忘れ防止カードなしレリーズしない。に設定しておく

初期設定は、カードなしレリーズするになっています。

カードなしレリーズするのままにしておくと、カードが入っていなくてもシャッターが押せます。

カード取り替え時に入れ忘れて、実は撮影できていなかった!という事が防げます。

記録画質の確認をしておく

撮影データーの保存方法を確認する画面です。

JPGでもL,M,Sなどサイズがあります。

サイズが小さければたくさん撮影できますが、大きくプリントする事は出来ません。

使う用途に合わせてサイズを設定します。

写真の知識が全くない方は、スポーツモードにする。

スポーツモードは、スポーツ撮影で必要なオートフォーカス機能、連写機能、シャッタースピードを自動に設定してくれるモードです。

このモードにしておけば、一眼レフ初心者の方でもぶれないピンボケしない運動会写真ができあがります。

本格的に一眼レフを学びたい方は、シャッタースピード優先モードを使ってみる。

運動会は、動きのあるものをぶれずに撮影しなければなりません。

ぶれずに撮影するためには、シャッタースピードを速い速度に設定します。

目安のシャッタースピードとして、1/250に固定します。

ISO感度をオートにしておけば、自動で明るさ調節をカメラがしてくれます。

ドライブモードを連続撮影にする。

ドライブモードとは、シャッターを1度だけ押して1枚撮影するか、連続で何枚も撮影するかを決める機能です。

運動会撮影は、動きのある被写体を追いかけながら撮影するので、一度に何枚も撮れる連続撮影が適しています。

メニューボタンから変更します。

 

フォーカスをAIサーボに変更する。

初期設定は、ワンショットといって止まっているものに合わせたピント合わせになっています。

運動会は、常に被写体との距離が変わるので、ピント合わせが難しいです。

動いているものを常に自動でピント合わせしてくれるのがAIサーボです。

 

いよいよ運動会。撮影当日にやっておくこと。

自分の子供がわかるように目印をする。

前日までに使うもの、設定を終えたら、いざ本番です。

運動会プログラムを見ながら、出番を待ちます。

競技が開始!しかし、自分の子供がどこにいるかわからない。

みんな同じ体操服を着て、背丈も同じくらいの中から自分の子供を瞬時に見つけるのは結構大変です。

かといって一人だけ体操服に名前をデカデカとプリントするなんてできません。

我が家は、派手めなハイソックスを履かせて、目印にしています。

 

運動会開始、撮影場所の位置取りは大事

準備万端、いよいよ競技開始です。

見通しの良い前列は、席取りでも人気の場所です。

早朝から並んで良い場所を確保する親御さんの姿には、お疲れ様ですという労いの言葉さえ浮かびます。

 

その努力、決して無駄ではありません。

 

席で良い場所が確保できなくとも、競技を見通しの良い場所で観れるスポットは必ずどこかにあります。

人ごみの後ろの方で撮影するのではなく、最前列で観れる場所に移動して撮影します。

 

競技によっては、スタート位置が違ったり、正面が変わったりします。

そういう場合は、よく見える位置に移動します。

また、ベランダなど高い位置から撮影可能な場合もあります。

空いている場所を見つけて最前列を確保します。

望遠レンズで遠くの人物も大きく見える。

最前列を確保したら、望遠レンズを使って撮影します。

シャッタースピードは、1/250に設定

 

我が子を見つけたら、レンズで我が子を追い、良い表情だとおもったら、どんどんシャッターを押していきます。

運動会を動画撮影するには。

動画撮影は、グリップ上にあるスイッチを動画に切り替えます。

すると、液晶画面に映像が映ります。

一脚を使い、液晶画面を見ながら被写体を追い撮影していきます。

かけっこや障害物競走をうまく撮りたい

運動会の競技で撮影が難しいのが競争競技。

常に動いているのでピント合わせが難しいです

しかし、canon eos kiss x9のAIサーボを使えば、動いている子供の顔に自動でピントを合わせてくれます。

canon eos kiss x9のAIサーボの使い方

スタートしたらお子さんの顔にシャッターボタンを半押ししてピントを合わせます。

画面にピントが合うと画面に赤い四角いマークが出ます。

いい表情だと思ったらシャッタボタンを連写します。

 

ゴールシーンは、ゴールする少し前から連続撮影するとゴールした瞬間を撮り逃しません。

お遊戯や玉入れなど他の子に紛れてうまく撮れないどうすればいい?

望遠ズームレンズで自分の子供を探しピントを合わせる。

ダンスなどの団体競技は、子供の入れ替わりが激しく、自分の子供が常に前列にいるとは限りません。

「あれ?どこいった?」

「見つけたけど前のこにピントが合って我が子がぼけてる!」

という失敗は良くあります。

 

撮影方法

目印を頼りに我が子を見つける。

見つけたら、望遠ズームを伸ばして自分の子供を主役にして構図をつくる

構図が決まったら、子供の顔にピントを合わせて顔が上がった瞬間や決めポーズの瞬間にシャッターを押す。

運動会の競技説明のような全体がうつる写真でなくていい。

望遠ズームレンズがあれば、自分の子供をクローズアップした写真が撮れます。

ですが、一眼レフに慣れてないと、ついたくさんの要素が入った引いた写真になりがちです。

スマホカメラで撮影したような、人物の小さい写真は卒業です。

 

競技で躍動している全身の写真。

真剣な顔の上半身のクローズアップなどいろんな大きさで撮影します。

お弁当シーンは、広角ズームレンズで撮影する。

お弁当シーンなど人物と距離が近い場合は、

広角ズームレンズ(EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM)で撮影します。

広角ズームレンズの一番広く写る18mmは、スマホカメラと見え方が似ています。

近いのに背景にいろんなものが画面に入ってきます。

 

余分な背景は、ズームを55mm側に伸ばすことで写る範囲が狭くなり背景がすっきりしてきます。

お弁当シーンは、カメラを縦位置にして撮影してみると美味しそうな表情の顔が撮れる。

家族とのお弁当の時間。

レジャーシートに輪になってママの作ったお弁当をみんなで食べます。

家族とお弁当両方を写すならカメラは横位置がベスト。

横に写る範囲が広がるので、多くの人や多くのものを写し込むのに最適です。

 

一方、子供一人と下に置かれたお弁当が写っている写真は、縦位置で撮るのがベスト。

下に置いてあるお弁当と顔の距離が離れている場合は、カメラを縦位置にすることで、お弁当と子供にクローズアップした写真

が撮影できます。

競技シーンは、予測不可能な動きを追うので、カメラを横位置で撮影する方がうまくいく。

お弁当シーンは、カメラを縦に構えて撮影することをお勧めしました。

一方、競技シーンはカメラを横にして撮影する方が簡単です。

横位置の方が写る範囲が広いので、被写体が画面からはみ出しにくいからです。




canon eos kiss x9で運動会撮影した感想

バッテリーの持ちはどうだった?

バッテリーは、満タンにして撮影にのぞみました。

保育園の卒園アルバム担当ということもあり、開会式から閉会式まで年長組の全11競技の写真撮影をしました。

自分の子供だけでなく年長組全園児の写真を撮影するということもあり、バッテリーの持ちが心配でしたが、

終わって充電容量を画面で確認したところ、表示は満タンと同じ表示。

 

撮影枚数は、記録サイズJPG Lで900枚ほどでしたが、バッテリーは充分もちました。

 

バッテリーの減りが少なかった理由として、

  1. 液晶画面撮影をしなかった。
  2. 動画撮影は、10分しかしなかった。
  3. 購入したばかりでバッテリーの劣化がなかった。

ことも理由にあげられると思います。

それを加味しても以前使用していた古い機種のEOSKISSX7でも電池切れになったことはないので、バッテリーの持ちはいいと思います。

 

運動会撮影では、液晶画面撮影よりファインダーを覗いて撮影する方が決定的瞬間を撮影できた。

canon eos kiss x9は、バリアングル機能といって液晶画面の角度が見やすい位置に変えられる機能があります。

この機能は、液晶画面を見ながら撮影する動画撮影には大変便利です。

 

しかし、運動会の競技をライブビュー撮影といって液晶画面を見ながら撮影し、画面タッチで決定的瞬間を撮る方法は、難しかった。

特に競争競技は、動きが激しく、液晶画面のタッチ撮影では指の動きが間に合いません。

右手でカメラを支えて、左人差し指でタッチ撮影するのは、カメラもぐらつき使いづらかったです。

 

競争競技など動きの激しい競技が多い運動会では、ファインダーを見ながら、右手上部のシャッターボタンを連続撮影する方が

決定的瞬間を逃さず撮影できます。

 

運動会は、動きが速い、ぶれたり、ピンボケしやすい。

運動会撮影が難しいのは、動きがめまぐるしく変わり、ピントが合わなかったり、ぶれたりするからです。

コンパクトカメラを使用して撮影されていた保護者の方は、

「ピンボケやブレてるものばかりでいい写真が撮れなかった!」とおっしゃっていました。

canon eos kiss x9は、スポーツモードもしくは、シャッタースピード優先モードで撮影すれば、ぶれやピンボケに悩まされることなくいい写真が撮影できます。

  1. ぶれないようにシャッタースピードを1/250以上にする。
  2. ピンボケしないように、オートフォーカスをAIサーボにする。
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書いてるひと:椿 さおり

女性ファッション雑誌の撮影をメインにフォトグラファーとして活動しています。 6歳の女の子の母でもあります。 娘が生まれるまでは、写真を撮ること=仕事でした。 こどもを授かってからは、早い成長に負けじと思い出写真を撮る日々です。 そんな日々で感じた、仕事とは違う視点や撮影方法を役に立つ形で共有できたらと思いブログで書いています。

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