canon eos kissシリーズは、お子さんがいるご家庭で成長記録を撮るために使われる一眼レフカメラとして人気があります。
その中には、一眼レフカメラを使うのが初めての方も多く含まれます。
写真の知識がなくとも、誰でも簡単にいい写真が撮影できるカメラであることは間違いありません。
キヤノン デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X9」ダブルズームキット (ブラック) EOSKISSX9BK-WKIT |
canon eos kiss x9で子供の撮影をする時、キッズモードは使わないほうがいい3つの理由
赤ちゃん期は、行動範囲も少なく、比較的写真撮影しやすいです。
3歳過ぎたころから、子供の動きは格段に速くなります。
公園で走り回ったり、テーマパークなどお出かけのたびに撮影したくても動きが速くて、ぶれたり、ぴんぼけしてうまく撮影できません。
この時期になってくると、スマホカメラでは撮影できなくなってきます。
ピンボケせず、ぶれもせず、決定的瞬間を撮影できるのが一眼レフカメラ。
でも一眼レフカメラは、レンズのこととかダイヤルがいっぱいあってよくわからない。
そんな方でも撮影しやすいように簡単モードが備わっています。
canon eos kiss x9の場合、子供撮影用の簡単モードは、キッズというモードです。
カメラのモードをキッズに合わせれば、動きの早い子供もぶれたり、ピンボケせずに撮影できると言われています。
そこで、実際に娘とお出かけした際に、このキッズモードを使ってみました。
場所は、アンパンマンミュージアム。
アンパンマンミュージアムの館内は、蛍光灯の明かりですが、水族館のような暗い場所ではありません。
早速キッズモードにして撮影してみると。
シャッターを押した途端、ストロボがぱかっと開き発光しました。
???
この明るさで、ストロボつかっちゃうの?
簡単モードは、シーンに合わせて自動で明るさを調節してくれます。
暗いと思ったら、自動でストロボも発光します。
ですが‥
夜でも真っ暗でもない場所で、勝手にストロボ発光するのは、やだな。
すぐにキッズモードで撮影するのをやめました。
理由1)室内でキッズモードにして撮影すると必ず、ストロボ発光するのが困る。
キッズモードの特徴は、ぶれない、ピンボケしないです。
ぶれの理由は、光が十分にないもしくは、動きが速い、またはカメラがぐらついているです。
これらを解消するには、ストロボを発光させれば、すべて解決します。理由は後ほど。
しかし、場所によってはストロボ撮影禁止の場所も数多くあります。
そんな時、キッズモードにして、いきなりストロボ発光してしまったら、周りの人に迷惑がかかります。
理由2)使うたびに、ストロボ発光禁止に設定するのがおっくう。
電源をいれてキッズモードにすると、ストロボはオートに設定されます。
ストロボの使用できない場所では、撮影前に内臓ストロボ発光禁止に設定します。
この設定をすれば、ストロボは発光しません。
しかし、一度電源を切ると、再度ストロボ発光オートに設定さます。
毎回電源を切るたび、ストロボの設定を確認し変更するのがめんどくさいと思いました。
理由3)ストロボを使った写真は、不自然でいや。
ストロボを使えば、ピンボケせず、ぶれない写真が撮影できます。
理由は、ストロボの光は、閃光といって、一瞬だけ光ります。
光った瞬間に撮影するので、動きを止めて写る性質があります。
一方、ストロボを使用しない場合は、暗い場所では時間をかけて光を取り込むので、動いているものはぶれの原因になってきます。
性質をうまく利用して、
「子供写真は暗いところでぶれないようにストロボ光らせちゃお。」
というのがキッズモードです。
ストロボを使った写真は、クッキリはっきり映りますが、その場の雰囲気や子供の肌の質感などを自然に写すことができません。
ストロボの届いていない後ろの背景が暗くなったり、子供の目が光ったり、不自然な写真になります。
子供の写真は何モードで撮影すればいいの?
子供写真は、絞り優先モードで撮影する
キッズモードのストロボ発光禁止にすると、絞り優先モードと同じ機能になります。
ならば、はじめから絞り優先モードにしておけば、いちいちストロボの設定を変えなくてもすみます。
設定方法
- 絞り優先モードにする。
- f値を2.8などの一番小さい数値にする。
絞り優先モードの設定方法は、電源ボタン付近にあるAvというマークにダイヤルを合わせると設定できます。
f値の変更方法は、右手上部にあるダイヤルを人差し指でくるくると回しながら変更します。
なんでf値を一番小さい数字にするの?
絞り優先モードは、絞り=f値を変更し、その値に合わせて自動で明るさを調整してくれるモードです。
絞りというのは、レンズの穴の開き具合を表しています。
f値が小さい数字は、レンズの光を通す穴が大きい。f2.8など
f値が大きい数字は、レンズの光を通す穴が小さい。f16など
レンズの光を通す穴が大きければ、一度にたくさんの光をカメラに入れられます。
レンズの光を通す穴が小さければ、光を取り込む時間を長くしないと、ちょうどいい明るさの写真になりません。
光を取り込む時間は、シャッタースピードで表します。
f値が小さい場合は、シャッタースピードが速い。
f値が大きい場合は、シャッタースピードが遅い。
シャッタースピードが遅いと、ぶれの原因になります。
シャッタースピードが速いと、瞬間で写すので、ぶれない。
ちょっと専門的な話になりましたが、f値が小さい数字は、シャッタースピードが速いのでぶれずらくなる。
と覚えてもらえるといいかと思います。
おさらい 子供撮影の設定
-
絞り優先モードにする
-
F値をf2.8(ズームするとf5.6)など一番小さい数字にする。
あると便利なcanon eos kiss x9グッズ
canon eos kiss x9の液晶画面フィルターは、貼っておくと傷がつかない。
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