初めて一眼レフを手にした日。
購入までさんざん迷って、やっと手に入れた思い。
ワクワクしたのを覚えています。
しかし、購入していざ使おうと思ってもわからないことだらけ。
説明書を読んでもいまいちわからない。
そんな経験ありませんか?
なぜ、説明書を読んでもだめなのか!
それは、機械の使用説明であって、写真の知識が書かれているわけではないからです。
はじめての一眼レフに慣れるために、練習とまずすること
一眼レフの使い方 始めにする設定
1)カメラを充電し、メモリーカードを入れ、日時を設定します。
2)記録画質の設定 jpgMまたはL
3)カードなしレリーズ off
4)ホワイトバランス AWB
5)撮影直後の画像確認 on
6 ) AFフォーカスの確認
1)カメラを充電し、メモリーカードを入れ、日時を設定します。
購入したてのデジカメは、充電しないと使えません。
真っ先に充電します。
ですが、フルに充電すると2時間以上かかります。
設定や確認だけなら15分ほど充電して、
設定確認完了後にフル充電する方法もあります。
日時の設定 ニコン画面
2)記録画質は、まずはJPGのMまたは、Lサイズで。
jpgというのは、撮った写真をすぐにSNSに投稿したり、プリントしたり
できる保存方法です。
jpgには、S,M,Lというサイズがあります。
Sサイズは一番多く撮影でき、Lになるにつれて撮影できる枚数が減っていきます。
MかLで保存します。
3)カードなしレリーズは、OFFにしておく。
ONにしたままだとメモリーカードを入れ忘れても撮影するので、
結果撮れていなかったという状況がおこります。大事な写真が撮れてない!という失敗をさけるためにも必ずオフにしてください。
カード入れ忘れ防止です。
4)ホワイトバランスは、オートにする。
人の顔が緑色だったり、オレンジ色になることがあります。
これをオートに設定しておくと自動できれいにしてます。
5) 撮影直後、液晶画面に画像が表示される設定
onに変更します。
6)AFフォーカス(自動ピント合わせ機能)を自分好みに変更します。
AFフォーカスは自動でピント合わせしてくれる設定です。
ピント合わせの一連の流れは、
構図を決める→AFフレームの選択→フォーカスロック→撮影
になります。
たぶん、ピントの合わない方は、
構図を決める→撮影
になっているのではないでしょうか?
1)AFフレームの選択をしてみます。
押すと以下画面が出ます。
canon以外の方も似たような操作あります。
シャッター近くのダイヤルを回して、自動と任意で選択できます。
CANONサイトより引用
撮りたい物が中央にある時は、自動選択
撮りたい物がそれ以外にある時は、任意選択
が良いかと思います。
ちなみに私は、任意選択で都度AFフレームの位置を変えています。
なぜなら、自動選択だとピントが真ん中に合いやすいので、
日の丸写真になりがちだからです。
構図を自由に決めたい場合には、
任意でピント位置を変える方が撮りやすいです。
2)フォーカスロック
構図とピント位置が決まったら、ピントを固定するためにシャッターを半押しします。
シャッターを半押しのまま、撮りたい構図に戻し撮影します。
これが、フォーカスロックです。
この一連の作業を繰り返してピンぼけを防ぎます。
フォーカスロックをマスターしたら、かなりの確率でピンぼけがなくなります。
人物や動物などの動く物に対してフォーカスロックは欠かせません。
AFモードを選ぶ
AF-S やワンショットは、止まっているものを撮影するときに使います。
AF-CやAIサーボは、動いているものを撮影するときに使います。
AFの点数、ピント合わせポイントの位置が選べます。
設定が終了したら、いよいよ試し撮影です。
7)試し撮影で練習
一眼レフになれるためには、とにかく撮ってみる!
撮影モードを絞り優先モードにします。
F値を開放値の3.5もしくは4にし撮影。
次にF値を16もしくは22にして撮影。
二枚の写真の違いを体験します。
f2.8で撮影。背景がボケてます。
f16で撮影。背景がくっきりしてます。
絞りの違いによって、背景のボケ具合いが変わります。
これが、一眼レフの特長です。
絞り優先モードは、絞り値を選べば、自動でシャッタースピードを設定してくれます。
カメラの液晶には、撮影データーが表示されるので、それを参考に絞りとシャッタースピード
の使い方を覚えていってください。
ISO感度を変えてみます。
ISO感度が高感度だと暗いところで撮影出来ます。
ISO感度は、低感度の100~高感度の25800くらいまで変更することが出来ます。
どんな時に、使うかというと、室内など暗い場所での撮影の時。
スロトボを使わないと写真が真っ暗な状況でもISO感度を6400など大きい数字にかえると
写真が明るくなります。
例えば、
コンパクトカメラで撮影したが、「夜景や屋内で撮影したら暗かった。」
「室内でストロボが自動発光してイメージと違った写真になる。」
などの経験をしたことありませんか?
通常は、ISO400から800あたりに設定して撮影し、
夜景の際には、6400に変更と撮影の環境に合わせ変更します。
ISO感度をかえると自動で明るさも変わります。
初めて一眼レフのカメラを手にする方は、使い方を理解するのに時間がかかるかもしれません。
オートモードを使用すれば、コンパクトカメラと同じ感覚で撮影出来ます。
しかし、一眼レフにはそれ以上の機能と楽しみがあります。
「練習あるのみ!」
絞りを理解するために、テーブルにコップを置いてボケ具合を確認したり、
水道の蛇口をひねって、流れる水を撮ることによって、シャッタースピードの違いを
体感してみてください。
好きなものを失敗しながら、どんどん撮ってみてください。
好きなものを撮る方が、自分の好みが出るので上達がはやいし
やりがいがあります。
また、カメラに慣れるのも早いです。
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