早いもので、今年も終わりに近づいてきました。
この時期、頭によぎるのは、新年に送る年賀状をどうするか?
子供さんのいるご家庭では、子供写真をメインとした年賀状を作成される方も多いのではないでしょうか?
我が家も、毎年頭を悩ましながら、写真選びをしています。
そこで、どんな写真を年賀状に使ったらいいのか考えてみたいと思います。
年賀状写真を用意する手順
今年一番印象に残っている出来事を思い出してみる
年賀状の子供写真の多くは、カメラ目線のビミョーなニコパチ?写真が多いです。
子供撮影は、我が子であっても難しいものです。
「プロじゃないんだから、可愛く撮れる技術もセンスもないんだし、しょうがなくない?」
と思われるものごもっともです。
プロ歴15年の私でさえ、
『写真撮るからこっち向いて〜!』といった写真は、
必ずビミョーなニコパチ?写真になってしまいます。
「こっち向いて〜」はNGワード!
「こっち向いて〜!」といって自然な笑顔が作れたら、プロのモデルさん級な
感性の持ち主です。
大人でもそうですが、カメラを意識すると、不自然な笑顔になって
「自分いけてない!」って思うことないですか?
子供にもこれは当てはまります。
カメラを意識していない楽しい出来事の中から写真を選ぶ
そこで、思い出すのが、一番印象に残っている出来事で撮られた写真です。
家族旅行、運動会、休日のどんぐり拾い、思い出に残したい時に撮った写真には、無意識に感情が込められています。
「楽しい!」「かわいい!」「おもしろい!」「うれしい!」
この感情は、撮った方、撮られた方両者にあります。
そんな写真なら、見る人にも伝わるはずです。
年齢別にみる印象に残っている出来事例
0歳
生まれた時
お宮参り
お食い初め
1歳
初めての誕生日
お散歩
初節句
2、3歳
女の子は七五三
家族旅行
いたずらシーン
4、5、6歳
入園式
男の子の七五三
運動会
お遊戯会
夏休みの旅行
遠足
書いた絵や工作
7歳以降
入学式
運動会
サッカーなど習い事や好きなことに没頭してる姿
家族旅行
夏休みの出来事(工作)
兄弟の写真はどうする?
年が離れていると一緒に写真に写ることも少なくなりがちです。
日常生活の中で、一緒になにかやっているところやケンカしているシーンを撮影しておくのもいいのでは?
一枚だけじゃなく、2、3枚組み合わせてみる
一枚の写真を選ぶのって実は難しくないですか?
- 兄弟一緒に写っているのがない。
- かわいい笑顔の写真がない。
- ピンボケやぶれてる写真ばかり‥
一枚載せるのと、数枚載せるのとでは、写真の大きさが変わります。
写真が大きくなると、ピンボケやぶれなど、見せたくない部分が目立ってきます。
写真の大きさが小さくなれば、余計なアラをごまかすことができます。
2、3枚使用する事によってストーリーが生まれる
兄弟一緒に、撮れなければ、それぞれ写っている写真。
家族旅行、運動会、工作の写真があれば、その家族の一年の思い出が伝わります。
ニコパチ写真から何か伝わりますか?
背丈や顔つきが、分かるだけの年賀状ってもらってうれしいですか?
家庭は、円満なのか?
元気に過ごしているのか?
もらう方は、そんなことが知りたいんです。
腕に自信がなければ、写真加工をしてみる
写真加工は、スマホの標準機能で十分
スマートフォンには、写真加工アプリが標準装備されています。
それらには、明るさを調整したり、大きさを変えられる機能が付いています。
それらを使って、より見栄えのいい写真に仕上げられます。
スマホの縦長、横長写真はトリミング(切り取り)を使う。
こんな時に使うといい
- 横長、縦長のサイズをハガキサイズに変えたい
- いい表情なんだけど、余計な背景が写っている。
- 人物が小さい。
露出補正で写真の明るさをちょうどよくする
こんな時に使うといい
- 写真全体が暗い
- 写真全体が明るい
- 顔が暗い
使いたい写真は決まった!印刷はどうする?
デザインをおしゃれにして写真の見栄えを良くする
ネット印刷では、年賀状を素敵に仕上げてくれるサービスがあります。
そういったサービスを利用すれば、悩みが解消されるかもしれません。
格安ネットプリントを利用する

できるだけ、印刷代を安く済ませたい人向け
自分でプリントする
年賀状作成ソフトをつかって写真をレイアウトし、自分でプリントする。
年賀状用写真のサイズ
どれくらいか知ってますか?
スマホやデジカメなど、いろんなカメラで撮影すると撮った写真のサイズもバラバラで
大きすぎたり、小さすぎたりしてキレイに印刷できないこともあります。
そこで、はがきのサイズにあわせたおおよその最適写真サイズを書いておきます。
年賀はがきのサイズ 縦 148mm × 横 100mm
年賀状全面に一枚の写真を印刷する場合
必要画素数 解像度300dpi 縦 約 1748pixel × 横 1181pixel
例えば、
IPHONE5で撮った写真の原寸が、縦3264ピクセル×横2448ピクセルぐらい。
ということは、ハガキ全面印刷に必要なサイズの倍の大きさになる。
IPHONE5のようなスマホカメラで撮られた写真でも全面印刷可能だということがいえます。
逆に、メールなどで送られてきた写真は、小さいサイズの場合があります。
この写真を年賀状全面印刷に使うと、ぼやけた写真になってしまいます。
ハガキに印刷する写真の大きさを小さくする必要があります。
余った年賀状はどうする?
実は、使い切れずに眠っている、未使用の古い年賀はがきが、
結構あります。
どうしようかと、使い道を調べてみることに。
-
手数料を払えば、郵便局で切手やはがきに交換出来る
-
ボランティア団体に寄付が出来る
使わなくなった未使用の年賀状で、アフリカの子供たちにポリオのワクチンを送ることができるそうです。
そういえば一時期、ペットボトルのキャップを集めて、ワクチンを送る活動が、
私の周りでも盛んに行われていました。
余ったはがきは、寄付することにしてみます。
