写真を撮る際等に、 笑顔がぎこちなくなってしまうので、 笑顔の作り方のコツ等をお教えください。
という質問を受けました。
写真に撮られる場合、緊張して不自然な表情になってしまうことはよくあります。
出来上がった写真を見ても、いまいちいつもの自分じゃないような気がして納得がいかなかったり、
気に入らなかったり。
では、どうすれば自然な笑顔が作れるようになるのでしょうか?
自然な表情で写真に写るのは、プロのモデルでも実は非常に難しい!
仕事上、タレントさんやモデルさんをたくさん撮影してきました。
仕事を依頼されるときに、必ずクライアントから言われることは、自然な笑顔を引き出してほしい。
ということです。
経験が浅いモデルさんの笑顔は、ぎこちないです。
「私、緊張してどう動けばいいのかわからないんです。」
そう言われることもしょっちゅあります。
逆に、自然な表情を難なく表現できるモデルさんは、誰もが知る一流モデルさんになっていきます。
その一流モデルさんでさえ、初めは自然な笑顔ができなくてぎこちない表情でした。
そこまでに、到達するには、たくさん写真に撮られ、たくさん写真をみて、他のモデルさんのいいところを取り入れたりしながら、学んで自然な笑顔が作れるようになっていくんです。
だから、撮られ慣れていない人が自然な笑顔ができないのは当たり前のことなんです。
笑顔のなるコツ1)カメラマンには、たくさんシャッターを押してもらいましょう。
写真に撮られ慣れていない人が自然な笑顔になるためには、カメラマンの気持ちが重要!
一流モデルが自然な笑顔で撮られる技術を習得したのは、たくさん撮影されたから。
写真に撮られ慣れていない人と、写真を撮り慣れていない人の組み合わせで撮影しても、自然な笑顔の写真は撮れません。
まず、撮影する側に、この人の素敵な笑顔を撮影したいという気持ちがなければ、いくら撮られる人がいい笑顔をしても
シャッターチャンスを逃します。
まずは、写真を側が写る人の緊張をほぐす必要があります。
緊張をほぐすには、話しかけたり、モデルに動くよう指示したりしながら、自然な表情が生まれる環境を作っていきます。
スマホで撮影する際も、連写が基本です。
プロカメラマンは、1枚で勝負しません。
いい表情が撮れるまで、たくさんシャッターを押していきます。
10枚、20枚撮影した中の1枚に自然な笑顔が写るからです。
笑顔になるコツ2)写る人は、カメラを見ない。
カメラの少し上あたりを見ながら、楽しいことを考える。
カメラマンにたくさん写真を撮ってもらいながら、モデル側で気をつけることは、リラックスして望むこと。
写真を撮るからといって、体が固まって緊張してしまったら、自然な笑顔にはなりません。
たくさん、撮影してもらえば、目線が必ずしもカメラにむく必要はありません。
カメラの少し上を見たり、次は目線だけ右にずらしたりと顔の向きや目線も少しづつ変えていきます。
そうやって動いていくうちに、緊張はほぐれていきます。
ポーズを撮る必要はありません。
顔の表情も、口角をずっと上げ続ける必要は、ありません。
そんなことしていても、目が笑っていない固まった不自然な笑顔に写るだけです。
楽しいことや面白いことを考えた方が、自然な笑顔になります。
笑顔になるコツ3)リラックスできる姿勢で写る
ポーズも自分がリラックスできる状態が望ましいです。
背もたれも何もないところで、ただ突っ立ってるポーズは、プロのモデルでも難しいです。
壁に寄りかかったり、椅子やテーブルと使って、腕に顎を乗せたりなどリラックスできる姿勢になることも大切です。
床ずわりもよくやるポーズです。
撮影慣れしてない方は、歩きながらなど動いて撮るのも有効です。
カメラマンとモデル両方が歩きながら撮影したり、モデルには振り向いてもらうなどしながら、体に動きをつけて撮影すると、
より自然な笑顔が引き出せます。
笑顔になるコツ4)男も女もメイクで自信をもつ
男性でも女性でも、撮影前は、身だしなみを整えると写真写りが良くなります。
アイメイクをすれば、見た目も写真写りも、目が大きく見えます。
写真を撮る際に目を大きく見開けば、目が大きく見えるような気になりますが、そこばかり気にしても
自然な笑顔にはなりません。
あらかじめ目が大きく見えるよう、アイメイクする方が目は大きく写ります。
男性タレントさんも撮影前は、ヘアメイクさんに髪や眉毛など整えてもらっています。
少し手を加えるだけで、自信につながります。
笑顔になるコツ5)服の色も考慮する。
服の色は写真の印象を決めるのでとても重要です。
白は清潔感。
紺色は誠実。
カラフルな色は、表情を明るく見せます。
黒い服は、痩せて見えますが、表情や肌の色は暗くなります。
薄い水色など明るい色の服を着ることで、笑顔をさらに明るく見せてくれます。
笑顔になるコツ6)背景も明るい場所を選ぶ
写真の印象を決める要素として、写っている人物以外に、後ろの背景が明るいか暗いかも重要になってきます。
暗い室内で撮影するよりは、明るい場所で白い壁や緑の木々など明るめの色を背景にした方が明るい印象の写真になります。
思い出に残したい写真は、プロに撮影してもらう。
友どちや家族で撮影した写真も思い出になっていいですが、
記念日など大切な行事は、プロのカメラマンに撮影依頼するのがおすすめです。
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違う点で魅力があります。
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ぶれていたり、ピンボケだったりと技術的問題も多いです。
一生残したい写真は、プロに相談してみるのがおすすめです。
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