デジタルカメラで撮影した写真は、プリント、pc画面、
タブレットなど観るものによって色味に違いが出ます。
デジタルカメラの液晶画面では、ちょうどいい明るさだったのに、
pc画面で見たら写真が明るすぎる。
なんてこと経験ないですか？
また、パソコンに取り込んだ写真をプリンターでプリントしたら、
印刷が暗すぎて綺麗に印刷できなかった。なんてことありませんか？
一眼レフで撮った写真を綺麗に印刷するには？
これらの、違和感を解消するのがキャリブレーションと呼ばれるものです。
プリンターとpc画面の色を同じにするのが、モニターキャリブレーションという方法です。
モニターの明るさや色を測定器で調節し、その情報をプリンターに伝えます。
そうすることによって、写真を綺麗に印刷することができます。
カラーマネージメント対応モニターを使えば、自動で色合わせしてくれます。
カラーマネージメント対応モニター以外は、
カラーマネージメントツールという機器を使います。
ディスクトップの液晶モニターとノートパソコンのモニターを
調整するのに使用しています。
これらの機器を測定したい機器にセットし、プロファイルというものを作成します。
作成されたプロファイルは、自動でインストールされます。
写真をみる環境が整いました。
次にプリンターに印刷します。
プリンターの用紙には、iccプロファイルというものが配布されているものがあります。
例えば、エプソンは、
EPSON純正用紙に対応したエプソンのインクジェットプリンター専用のICCプロファイルがダウンロードできるようになりました。
対象プリンターのICCプロファイルをインストールしてPhotoshopでご使用ください。
というように、使用プリンターによるiccプロファイルをダウンロードすることができます。
使用する用紙のiccプロファイルを印刷の際に選択すれば、モニターとプリントの色が同じになります。
ピクトリコの用紙もICCプロファイルを配布しています。
ICCプロファイルの出力の設定方法も記載されています。
この一連の作業をすることで、写真を作品として綺麗に印刷することができます。
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