先日、テレビを観ていたら、
「子供の思い出をたくさん撮っておきたいママ」が紹介されていました。
その方は、写真を学んだことがあるそうで、プロが使っている大きな一眼レフに、数十万円するcanonの立派なレンズをつけて、
リビングをスタジオにし小学生のお嬢さんを撮影していました。
撮影風景は、プロ並みで、モデルのお嬢さんにポーズの指示もしていました。
「まだ撮るの?疲れたー」
「あと何枚撮るのー」
「100枚!」という会話。
お母さんの気持ちも娘さんの気持ちもよくわかります。
良い悪いは、別として、大きくなれば、一緒にいる時間も少なくなるのだから、
この時間は貴重な思い出になるはずです。
子供が生まれ一眼レフを購入したけど、面白くなってきたからもう少し本格的に写真を始めたい。
一眼レフを始め、写真の魅力にハマった人が次に向かうのが、交換レンズです。
その交換レンズの魅力をフルに引きだすのが、フルサイズ一眼レフです。
風景、人物をとるなら、フルサイズ一眼がいい
フルサイズセンサー初心者向けの一眼レフカメラは、aps-cサイズというセンサーで作られています。
フィルムのような役割をする部分が小さいので、小型で軽量、安価なモデルのカメラを作ることができます。
よって、値段の手頃さなどから一眼レフ初心者向けのデジカメになっています。
フルサイズ一眼レフは、センサーがaps-cセンサーよりも大きいです。
それによって、高画質になりプロフェッショナル機がそれにあたります。
プロを目指すわけではないのに、なぜフルサイズ一眼がいいの?
aps-c一眼レフとフルサイズ一眼では、レンズの見え方が違います。
フルサイズ一眼レフは、見え方が1倍に対し、aps-c一眼(eos kissシリーズ)は、1.6倍ほどの望遠になります。
どういうことかというと、50mmのレンズがaps-c一眼だと70mmくらいの望遠に見えます。
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20mmほどの差ですが、撮影すると思っていたイメージとのズレを感じます。
写真の基本を学ぶなら、レンズは50mmなら50mmに見えた方が、レンズの見え方の感覚をつかみやすく上達が早いです。
また、センサーが大きいと、背景がボケます。
それによって、写真が綺麗にみえます。
写真の上達は、レンズ選びからはじまる
写真を学び始めて、職業にして20年くらい経ちましたが、未だに奥が深く
攻略できないものだと思っています。
私が20年前、一眼レフカメラを使用し、写真を学び始め頃、
一番難しかったのがレンズ選び。
まずは、50mmレンズをカメラにつけて、いろんなものを撮影しました。
狭い部屋で、友達を撮ろうとすると、思ったより望遠で全身が入らなかったり、
外で友達を撮影すると、近づかないと人物が小さくなってしまいます。
一本のレンズでも、環境によって望遠に見えたり、広角に見えたりするのを感じました。
レンズ選びは、写真表現にとても影響します。
例えば、撮りたいものが3歳くらいのお子さんだった場合、
同じ場所から2本のレンズを使って撮影してみます。
24mmの広角レンズを使うと、
足まで入る写真になるか、近づけば頭でっかちの写真になります。
これは、スマホで撮った写真に似ます。
85mmのレンズを使うと、
上半身までしか写りません。
ですが、スマホカメラのように頭でっかちになることもありません。
レンズを変えることによって、同じものが違う見え方をします。
一眼レフは、レンズを交換することによって、自分の撮りたい写真をオリジナルで作っていきます。
自分好みの写真にするには、どのレンズが自分の世界を写せるのか知る必要があります。
それを知るには、数多く撮影し、体感していくしかありません。
体感する上で、自分の感覚がすんなり入りやすいのが、レンズの倍率が等しい
フルサイズのカメラになります。
まずは、基準を体に覚えさせます。
基準より広く写るもしくは、基準より望遠に写るを自分でわかることによって、レンズ選びができるようになります。
コンパクトデジカメやスマホの写真のように、なんでもすぐ撮れる便利さはありませんが、自分の世界を写すことができる面白さが一眼レフの魅力です。
フルサイズ一眼のレンズは、高額!
写真の魅力を最大限に楽しめるフルサイズ一眼レフですが、
交換レンズが高いです。
一本あたり数十万するものもあります。
- 生涯にわたって、写真を趣味にすること。
- それによって得られる楽しみで、人生が充実する。
- 家族の絆が深まる。
等、生活の質があがるのであれば、迷いなく
好きなレンズを購入することをお勧めします。
使いたい時だけレンズやカメラをネットレンタルする方法もある。
レンズは比較的高額商品です。
だけど、どんな見え方をするのか使ってみたい。
そんな時は、レンズのネットでレンタルすることをお勧めします。
何十万もするレンズが、数千円で使用できます。
キヤノン Canon EF50mm F1.2L USM レンタル
フルサイズ一眼レフデジカメもレンタルできます。
キヤノン Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6D Mark II(ボディのみ)レンタル
いらなくなったレンズは、売ることができます。
一眼レフレンズは高額ですが、買取価格が長期にわたって安定しています。
レンズには、カメラと違って最新機種などありません。
中古品は、外観に傷があっても中身は新品同様で、数万円安く購入できます。
中古品を購入し、使う頻度の減ったレンズは、売ることによっていくらかお金が戻ってきます。
数十万する高級ブランドのバックや靴に比べれば、コストパフォーマンスに優れているのではないでしょうか?
デジカメを下取りに出してみた!口コミ
ステップアップカメラにオススメなフルサイズ一眼レフ
一眼レフは、CANONもしくはニコンがレンズの流通も多く、末長くたのしめます。
フルサイズ一眼は、大型で重い機種が多いですが、小型で軽量なものも発売されています。
一眼レンズは重いので、カメラは小型、軽量がいいです。
下記の2機種が小型、軽量、WIFI内蔵で、女性にお勧めです。
CANON EOS 6Dmark2
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軽量で小型。
無線LAN内蔵が内蔵されているので、ネットに写真を転送できます。
canon eos kiss用のaps-cレンズは、フルサイズカメラのは、使用できません。
NIKON D750
【あす楽】 ニコン D750 ボディ
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WIFI内蔵、840g。
ニコンのレンズは、物によりますが、canonより重いです。
ですが、aps-cサイズのレンズをフルサイズカメラに使用できます。
canonのように、レンズを買い足さなくていい利点があります。
ニコン D750 作例
人物撮影にオススメなレンズ
お子さんなど、人物を撮影するのにいいのが、35mmくらいから100mmくらいをカバーしてくれるレンズです。
手もちのaps-cカメラやレンズと併用して、使ってみたいレンズを購入されるといいと思います。
canon
Canon 標準ズームレンズ EF24-105mm F3.5-.5.6 IS STM フルサイズ対応 EF24-105ISSTM |
CANONのフルサイズレンズは、EOS KISSなどのAPS-Cカメラに使用できます。逆にAPS-C専用レンズは、フルサイズ一眼には使えません。
なので、APS-Cもフルサイズも使用できるズームレンズは重宝します。
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NIKON
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