入園式、卒業式の撮り方

一生思い出に残る卒業式、入学式の撮影のコツ

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もうすぐ、卒業式、入学のシーズンです。
お子さんだけでなく、親御さんにとっても節目です。
子供の成長は、感慨深いものがあります。

入学式や卒業式の看板の前、桜の樹の下などで撮影した写真は、
多くのご家庭で思い出の写真になっている一枚です。
結婚式のスライドショーでそれらの写真は、よく目にします。

そんな、何年も語り継がれる
大事な行事写真の撮り方について、書いてみたいとおもいます。




 

卒業、入学式撮影に必要なもの

  • デジカメ
  • 望遠レンズ、ズーム機能
  • メモリーカード
  • 三脚

学校の門や校庭周りは、撮影スポット

大事な式典は、ご家族みんなきちんとした格好しています。
お子さんもふだん着慣れないジャケットやワンピースです。
みんなが揃って写真撮影をする機会もなかなかないので、この機会に
一生の思い出として、記念撮影します。

撮影場所としては

  • 自宅前
  • 正門付近
  • 校庭あたり

が思い出深い写真になると思います。

服装について

娘の卒園、入学時に、どんな服装がいいか調べたところ、

卒園、卒業式は、黒やネイビーといった落ち着いた色のスーツ。

入学式は、白のトップスなど華やかな装いが多いようです。

 

卒入園の服装は、レンタルできる。

一度しか着ないセットアップのスーツなど、最近はレンタルを利用される方も多いようです。

ファッションレンタル

は、バックやアクセサリーも一式レンタルできます。

レディース、メンズ、子供服のフォーマルウエアが揃っています。

撮影時の基本的な注意点

  • 入場シーンや式典最中は、ストロボオフ
  • ISO感度の設定を高感度にする
  • シャッター音対策は、静音モードにする
  • スマホの動画撮影は、横位置にして撮影
  • 一眼レフは、シャッタースピード優先モードにして撮影
  • ズーム機能や望遠レンズの用意

入場シーンや式典最中は、ストロボオフ

お遊戯会 写真

式典が行われる場所は、体育館などの室内です。
カメラによっては、自動でストロボが発光してしまうこともあります。
周りのかたの迷惑になるので、ストロボはオフにします。

 

ISO感度の設定を高感度にする

ストロボを使わない代わりに、ISO感度の設定を高感度に変更します。
ISO感度3200以上に変えれば、暗い場所でも写真が暗くならずに
撮影できます。
コンパクトデジカメでも一眼レフでも
ISO感度の変更ができるメニューはあります。

シャッター音対策は、静音モードにする。

静音,発表会,撮影

静かな空間では、シャッター音は目立ちます。
ほとんどのカメラに静音モードがあります。
こういった時のためのものなので、室内に入ったら変更しましょう。

スマホの動画撮影は、横位置にして撮影

gizmon ica

行事の際スマホでの撮影も多く見られます。
そんな中、動画を縦位置にして撮影している方も多く見ます。

再生する機器は、PC、TVなど横長です。
横位置で撮影すれば違和感なく、再生映像を楽しめますが、
逆に縦で撮影するとpcやTVでの再生は、縦長の映像になってしまいます。

 

一眼レフは、シャッタースピード優先モードにして撮影

式が行われる会場は、体育館など室内がほとんどです。
暗くて、ぶれてしまったり、顔が真っ黒になってしまわぬよう
写真が明るくなる設定にします。

ISO 感度→3200以上
シャッタースピード→1/250以上

F値が、明るければ自動的にシャッタースピードが速くなります。
シャッタースピードが、1/250以上になるように
ISO感度を高い数値にあげていけば、ぶれずに、暗くならない写真がとれます。

ズーム機能や望遠レンズの用意

保護者席は、後方です。
壇上の我が子まで撮影するとなると、ズームや望遠レンズがないと
小さく写ってしまいます。
ある程度、大きく写したい場合は、ズームの倍率の高いデジカメ、
一眼レフなら300mm以上の望遠レンズがあるといいです。

卒業式、入学式の押さえておきたい撮影場面

  • 入場
  • 卒業証書授与
  • 退場
  • 式終了後の友達と記念撮影

入場シーンの注意点

体育館や講堂に生徒たちが入場してきます。
歩いている人を撮影するのはむずかしいです。
写真がぶれたり、下を向いてしまったり。

ぶれをなくすポイント

ISO感度を高くし、シャッタースピードを1/250以上にします。
そうすることによって、ブレがなくなります。

IFrame

コンパクトカメラの場合
ISO感度を3200以上

一眼レフの場合
ISO感度を3200以上にした上で、
シャッタースピードを1/250以上にします。

 

決定的瞬間を撮りたい!

入場してから、近づくまでカメラで追います。
近づいてきたら、シャッターを押し始め、通りすぎるまで連続で撮影します。
一枚で辞めず、何枚も撮るのが、いい瞬間を撮るコツです。

 

卒業証書授与
一人一人先生から証書を渡される瞬間は、式典でのハイライトです。
壇上に上がって、証書を受け渡され、壇上を降りるところまでがおさえたい
撮影場面です。
それらを撮るには、望遠レンズやカメラのズーム機能を使います。

 

退場
退場シーンも入場シーンと同じように近づいてきたときに、
シャッターを連写します。

式終了後、校庭や正門付近でお友達と記念撮影します。
その際、余計な人や物が写り込まないように、近づいて撮ります。

 

思い出の写真を撮るのにおすすめの一眼レフ

canon eos x9

小型で軽量な点、スマホに画像転送できる点が気に入っています。

保育園の行事は、全てこのデジカメで、動画、写真撮影を行いました。

 

 

入学式前に、ランドセル姿を前撮りしておく。

卒園、入学などの式典以外にも、

入学前の春休み中に、ランドセル姿の子供と一緒に、

家族写真を撮ってみるのもおすすめです。

3月下旬から咲き始め、入学式の頃には、桜が散ってしまう地域などは、

桜を背景に、ランドセル姿の我が子を前撮りしてみてはいかがでしょう?

前撮り写真を撮影しておけば、入学式当日ゆっくり過ごせます。

 

ランドセル姿の子供との家族写真は、プロに頼んでみるのもいい思い出になる。

fotowa(フォトワ)という出張カメラマンマッチングサイトは、

好きな時に、好きな場所に、プロカメラマンが来てくれるサービスです。

家族の記念写真をプロに撮ってもらうのは、七五三くらいじゃないですか?

女の子は2回撮影できますが、男の子は、1回しかありません。

春休み中、一生の思い出として、家族写真を撮影されるのも素敵な記念になると思います。




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書いてるひと:椿 さおり

女性ファッション雑誌の撮影をメインにフォトグラファーとして活動しています。 6歳の女の子の母でもあります。 娘が生まれるまでは、写真を撮ること=仕事でした。 こどもを授かってからは、早い成長に負けじと思い出写真を撮る日々です。 そんな日々で感じた、仕事とは違う視点や撮影方法を役に立つ形で共有できたらと思いブログで書いています。

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