カメラ、レンズを買いたい

おすすめカメラって本当におすすめ?自分にあったカメラを探すコツ

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新しくデジタルカメラ欲しいんだけど、 ネットや店舗のおすすめカメラって本当におすすめなの?

コンパクトカメラ、ミラーレス、一眼レフなど、
いろんな種類のカメラが販売されています。
プロカメラマンでさえも、新しくカメラを購入する時はどれがいいのか迷います。

デザインが気に入って買ったけど、思うような写真が撮れない
勧められて買ったけど、『自分には大きすぎた。』
『高いカメラ買ったのに複雑すぎた』

​など満足が得られなかった話を耳にします。

せっかく、写真に興味をもったのに、
カメラのせいで撮らなくなってしまっては残念です。




 

自分にあったカメラを探すコツ

新しいカメラが欲しくなった理由を考える

1.いつ使いたいのか?

  • 子どもが産まれたので赤ちゃんを可愛く撮りたい。
  • わが子の運動会を動画と写真で撮りたい。
  • 親しい人の結婚式がある。
  • 海外旅行で世界遺産を撮りたい。

撮りたいものを基準に、どのタイプのデジカメがあっているのか選びます。

2.どこで使いたいのか?

  • 自宅で子供の成長記録を撮る
  • 旅先での風景写真
  • 結婚式のホテルレストラン 
  • 公園 海 山 競技場 旅先

​常に持ち歩くのか、大きさ、重さについて考えてみます。
旅先など荷物が多い場合は、小型のデジカメが候補になります。

 

3.なにを撮りたいのか?

  • 動きの速いもの。子ども,スポーツ,動物
  • 止まっているもの。料理,花,風景
  • 特殊な状況。水中 ,夜景,天体,

動きの速いものが、ぶれずに撮りたい。
背景をぼかして撮りたい。
暗い場所でも綺麗に撮りたい。
これら、撮りたいものにあわせて、得意なカメラを選びます。

 

4.どうやって撮りたいか?

例 簡単に, プロっぽく, いつも持ち歩きたい,ストロボは使いたくない

こうやって、自分が新しいカメラに求めていることを自問自答します。

 

次にそこで、出た答えを参考に、
カメラの種類は何が適しているのかを判断していきます。

まず、それぞれの種類と特徴を整理します。

デジタルカメラの種類を選ぶ

  1. コンパクトデジカメ
  2. ミラーレス一眼
  3. デジタル一眼レフカメラ
  4. 水中カメラ

旅行に持ち運び便利なのはコンパクトカメラ

コンパクトデジカメの特徴

  1. 軽いので持ち運びが楽
  2. 小さいのでかさばらない
  3. ズームを使えば遠くのものも大きく撮れる
  4. ストロボ内蔵
  5. スマホカメラと同じ役割

旅行の思い出写真が撮りたい

『海外旅行に行く
→旅先の観光地やレストランで→夜景、料理、風景を→簡単に撮りたい。』

という目的なら、

  • 近くも遠くも撮れるズーム機能があるもの。

  • 夜景でも手ぶれせずに綺麗に撮れる、
    ISO6400以上の夜景が得意な高感度デジカメ。
  • 荷物にならずに小型軽量がいい。

ちょっと遠くの景色が撮れて、記録として残ればいいなあという方は、
コンパクトカメラでズーム機能の倍率が高いもの


自撮りはもちろん、カメラスタンドで置撮りもできる。
友人と記念写真が撮れます。
24倍の超望遠ズーム機能


小型一眼レフのなかでも最軽量最小サイズ
画質は、最上級。
旅行には最強な相棒です。

コンパクトデジカメは、スマホカメラに主役の座をうばわれ、
高級路線に移行し始めています。
一眼レフと同じ性能をもった高級コンデジが人気です。

canon PowerShot G1 X MARK3は、一眼レフ並みの機能
背景をぼかすなどの一眼レフカメラとおなじ機能が備わってます。
レンズ交換のいらない一眼レフカメラともいわれています。

 

ミラーレス一眼の特徴

  • 軽い
  • 小さい
  • レンズが別売り
  • ストロボが別売りのものもある
  • 表現の幅が広がる
  • 安価なものから10万超える高級品まである

 

一眼レフカメラと同じようにレンズ交換が出来、
小型ということで女性に人気があります。
企業も力を入れている分、デザインもオシャレなカメラが多いです。

動いているものより、風景や料理など止まっているもの
を撮るのに適しています。

 

人物撮影に最適なのは一眼レフカメラ

一眼、初心者、レンズ

一眼レフの特徴

  • 大きい
  • 入門機は、軽くて小さいものがある。
  • 重い
  • レンズが別売り(高価)
  • ストロボが別売りのものもある
  • 表現の幅が更に広がる
  • プロっぽく撮れる
  • 光の加減が調節自由
  • 専門的
  • 高価

 

子供、赤ちゃんを素敵に撮影できるのが一眼レフ

『子どもがうまれる→家や公園で→子供を→プロっぽく撮りたい。』
いう目的なら、一眼レフを使います。

一眼レフ、レンズ、選び方

なかでも軽い機種を探して、
レンズも広角からズームまでカバーできる
ズームレンズの付いたカメラが絞り込まれます。

なぜ軽い機種?

子供とのお出かけは、水筒や着替えなど荷物が多くなります。
カメラは軽くてコンパクトなものがいいです。

なぜズームレンズ?

子供の撮影は、成長とともに使うレンズの長さも
変わってくるのでオールナイティーに使える
ズームレンズは重宝します。

なぜ一眼レフ?

赤ちゃんの間は、寝ているだけでしたが、
大きくなるにつれて行動範囲も広がり動き回ります。
そんな時は、ピント合わせの速い一眼レフの方がコンデジを勝ります。

初心者用のレンズセットは、値段も手頃なので
一眼レフを始めたい方には的を得たカメラだと思います。

海の中を撮影して見たいなど水中写真が撮影できるのは防水カメラです。

唯一ニコンから深水30mでも撮影できるコンパクトカメラが発売されています。

ビーチリゾートで活躍します。

 

失敗しないデジカメの選び方7つのルール

1)夜景を撮りたければ、ISO感度をチェックする
2)画素数よりもセンサーの大きさが大事(撮像素子とよばれるところ)
3)簡単に綺麗な写真を撮れるオート撮影機能があるかチェック
4)フラッシュの有無
5)動画の記録時間は何分くらいか?
6)大きさや軽さが自分にあっているか?
7)無理して買う価格よりもコストパフォーマンスを重視

1-1)ISO感度が高いカメラは、夜景などの暗いところの撮影が得意

使用出来るISO感度が高ければ高いほど、
ストロボを使用せず、綺麗に夜景を撮ることができます。
ISO12800以上あるカメラを使います。

夜景が得意なカメラ

2)背景をぼかした写真が撮りたいなら、センサーが大きい方がいい!

よく、「画素数が多い方が、綺麗な写真が撮れるの?」ときかれます。
ですが、あっているようで、すこし違うんです。

綺麗な写真は、画素数だけではなく センサーサイズと呼ばれる部分が関係してきます。
デジタルカメラの画質の綺麗さを追求すると、 このセンサーのサイズが大きい方がいいです。

センサーサイズまたは、撮像素子と呼ばれています。
用語は専門的で難しいですが、簡単に言うとこの部分が大きい方が、
背景がぼける写真になります。

 

センサーサイズは、プリントした時にも違いがでます。

目安として

  • L版プリントでアルバムに貼る=スマホクラスのセンサーサイズカメラで十分
  • A4プリントでフォトブックやフォトフレームにいれて飾る =ミラーレス一眼や一眼レフAPSサイズ
  •  新聞くらいの大きさのポスター=フルサイズ一眼レフ

という具合に写真の用途によってセンサーサイズを選ばれるといいのではないでしょうか?

画素数とは?

画素数は写真の情報量です。
画素数とセンサーの大きさで写真の綺麗さが決まります。

同じ1800万画素のカメラでも
コンパクトカメラとフルサイズの一眼レフカメラでは、
センサーサイズの大きい一眼レフの方が綺麗な写真が撮れます。

3)簡単に綺麗な写真を撮れるオート撮影機能があるかチェック

デジカメ初心者の方をサポートするのが露出モードです。
夜景モード、スポーツ、料理などのシーンに合わせたモードで撮影すれば目的の写真を
簡単に撮ることができます。

4)ストロボがあるかないか

ISO感度の高いカメラではストロボをあまり必要としません。
あるかないかの確認だけはしておきましょう。

5)動画の連続撮影時間

写真だけでなく、動画も撮影出来ると便利です。
その際確認しておきたいのは、充電が満タン状態で何分撮影できるのか?
許容範囲時間より長く撮影する場合には、予備バッテリーを購入しておくといいです。

6)大きさ、軽さ

小さくて軽いカメラは、持ち運びに便利です。
一眼レフやミラーレスなどレンズを付け替えられるカメラは、
つけるレンズによって重さも違ってきます。

カメラ本体の重さとレンズの大きさ重さを確認します。
買ってから思ったより大きくて使わなくなったなんてことも回避できます。

7)価格

デジカメの価格は、発売当初が一番高いです。
発売から1年ほど経過すると価格もだいぶ下がります。
価格の変化に波があるので、安い時に購入するのをおすすめします。

仕様の見方と説明

気になるカメラがあったら、メーカーのホームページにある仕様をみます。
上記に挙げた7つの項目について書かれています。

仕様欄は専門用語が多いので簡単に説明してみます。

仕様 カメラの種類です。

撮像素子 昔でいうフィルムみたいな部分。大きいほどキレイ。

有効画素数 プリントする大きさに関係。
大きくプリントするなら、画素数があったほうがいい
A4プリントは、800万画素必要

ISO感度  夜景や室内での撮影時 ISO12800以上の感度があればストロボいらず。

手振れ補正機能 暗い場所での手ぶれを防ぐ機能

画像ファイル形式 写真保存の形式

記録媒体 メモリーカードの種類

露出モード ペット、夜景、逆光など撮影をアシストしてくれる機能

ストロボ内臓

デジタルフィルター 写真の加工

動画記録時間 バッテリーが満タンで録画できる時間

使用電池 充電電池の種類

電池の寿命 充電フルで撮影出来る写真の枚数

質量 大きさ重さ

撮りたいものを撮れるカメラがどれなのか、
という部分に置いては、カメラの性能の知識が必要です。
しかし、難しくはありません。
HPやカタログには、そのカメラの得意なことが書いてあります。




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書いてるひと:椿 さおり

女性ファッション雑誌の撮影をメインにフォトグラファーとして活動しています。 6歳の女の子の母でもあります。 娘が生まれるまでは、写真を撮ること=仕事でした。 こどもを授かってからは、早い成長に負けじと思い出写真を撮る日々です。 そんな日々で感じた、仕事とは違う視点や撮影方法を役に立つ形で共有できたらと思いブログで書いています。

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