一眼レフの使い方 一眼レフレンズの選び方

一眼レフレンズの基礎知識

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一眼レフ、開放値

一眼レフの誤解!レンズはたくさん必要ではない!

一眼レフを始めると、発売されている交換レンズの多さに驚きます。

初心者は、レンズ付きのビギナーキットを購入される方も多いですが、

少し慣れてくると、違うレンズも使ってみたくなるものです。

ですが、交換レンズは、たくさんあればいいというものではありません。

自分の撮影したいものにあわせて選ぶのが基本です。

一眼レフカメラ初心者のためのレンズ選び。何mmがいいの?




レンズに書かれている数字の意味

交換レンズに数字や記号が書かれています。

これは、レンズの性能を表記しています。

キャノン引用

これを見て、自分のカメラにつけると、どうゆう活躍をしてくれるのかがわかります。

マウントとは

一眼レフカメラは同じメーカでもaps-c、フルサイズといった2種類のマウントがあります。

このレンズがどのマウントに付けられるのかを表しています。

焦点距離

レンズの表記を参考に、どの範囲が写せるのかを想像します。

数字が小さければ、広範囲を写せる広角、

数字が大きければ、遠くを写せる望遠というように写せる範囲を表しています。

canonのサイトに焦点距離の違いをストーリーにしたドラマティックなムービーがありましたので、共有しました。

イメージとしてわかりやすいので、参考にしてみてください。

更に詳しい焦点距離の説明はこちら一眼レンズの焦点距離ってなあに?

開放値

開放値が小さいほど、よくボケ、暗いところで撮影できます。

f3.5-5.6というように2つの数字が書かれているものは、ズームレンズです。

広角側では、f3.5

望遠側ではf5.6が開放値になります。

一眼レフカメラを始めたら、絶対に知っておきたいF値のはなし

手振れ補正

写真がぶれる原因の一つは、撮影中にカメラが動く手ぶれです。

手ぶれが起こりやすい状況は、

  • 望遠レンズを使用する
  • スローシャッターで撮影する

にあります。

よって、望遠レンズや開放値の暗いレンズには、手振れ補正機能がついています。

同一メーカーで、同じ焦点距離のレンズが発売されているときは、

手振れ補正の有無を確認してください。

手振れ補正があれば、悪条件でも三脚を使用しなくてもぶれずに撮影できます。

例えば、canon10-18mmは、広角レンズですが開放値がf4.5と暗いので

手振れ補正機能が付いています。

手振れ補正機能は、レンズのスイッチでオンオフを切り替えられます。

Canon 超広角ズームレンズ EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM APS-C対応 EF-S10-18ISSTM

オートファーカスの性能

レンズによって、オートファーカスの性能も違います。

スポーツなど動きの速いものを撮影するときは、オートフォーカスが高速なレンズを選びます。

動画撮影を頻繁に行うときは、静音性能を選びます。

一眼レフデジカメの動画と、ハンディーカムとの違いは、写り方にあります。

家庭用ハンディカムは全体的にピントが合ってくるのに対し、

一眼レフは背景をぼかすこともできます。

オートフォーカス、マニュアルフォーカスはレンズのスイッチで切り替えられます。

オートでピントが合わせにくいものは、マニュアルでピント合わせをします。

センサーサイズでレンズの焦点距離も変わる

一眼レフは、canon eoskiss シリーズのaps-cサイズと

ハイアマチュア一眼のフルサイズセンサーがあります。

レンズ焦点距離は、フルサイズカメラを基準にしています。

例えば、50mmレンズの場合

フルサイズセンサーカメラは、焦点距離50mmですが、

eos kissのaps-cカメラは、焦点距離 75mmくらいになります。

よって、aps-cは、望遠に写ります。

背景のボケを作るなら、レンズ選びが重要

背景をぼかすことで、主役が浮き立ち、雰囲気の写真を撮ることができます。

赤ちゃんの手足や子供の写真、料理などは、背景をぼかして撮影するとより素敵な写真に仕上がります。

背景をぼかすには、

絞り、焦点距離、撮影距離、背景の距離が関係します。

絞りは開放に近づくほどボケる

開放(ボケやすい)→絞る(ボケにくい) f16など

焦点距離は、長くなるほどボケる

望遠レンズ(ボケる)→広角レンズ(ボケにくい)

撮影距離は、近づくほどボケる

人物などの被写体に近づくほどボケやすい→遠い(ボケにくい)

背景に写るものは、遠いほどボケる

背景にある景色は、被写体から遠いほどボケる→近いほどボケにくい

次の記事単焦点とズームレンズどっちがいいの?

マクロレンズは、小さいものを大きく撮れる

面白い世界が撮れるマクロレンズは、一眼レンズでも人気です。

目で見ている世界とは違う見え方をするので、面白い写真が撮れます。

タムロン90mm f.2.8 マクロのレビュー

レンズが変われば、世界が変わる

ビックカメラの動画に、わかりやすく簡単に交換レンズについてまとめた

動画があったので共有させてもらいました。

参考にしてみてください。
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次の記事 一眼レフ初心者におすすめの単焦点レンズ

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書いてるひと:椿 さおり

女性ファッション雑誌の撮影をメインにフォトグラファーとして活動しています。 6歳の女の子の母でもあります。 娘が生まれるまでは、写真を撮ること=仕事でした。 こどもを授かってからは、早い成長に負けじと思い出写真を撮る日々です。 そんな日々で感じた、仕事とは違う視点や撮影方法を役に立つ形で共有できたらと思いブログで書いています。

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