子供にポーズを求めてもいうことを聞いてくれません。
自我が芽生えてくると、わざとふざけたりしていい写真を撮るのも一苦労です。子供の写真といえば、年賀状!
年賀状用にいい写真を探してみても、なかなか決められなかったり、
よく撮れた可愛い写真がなかったりと困ったことありませんか?
そこで、ひと味違った子供写真の撮り方として、
プロが実践している方法を書いてみたいと思います。
プロと言えども子供の撮影は、一苦労します。
4、5歳くらいならこちらの要望にも応えてくれますが、
それ以下の年齢の子達は、自分中心の動きをします。
なので、撮りたい写真が撮れる環境づくりから始めます。
小さいおこちゃまには、おもちゃをつかうのが、かなり有効です。
工夫の3ポイント
1.背景を工夫する
2.ポーズを工夫する
3.撮り方を工夫する
ポーズの工夫
1)飛び跳ねる
その場でジャンプしてもらうこともありますし、
トランポリンなどの遊具を使うこともあります。
子供達は、夢中になってやってくれます。
動きがあってダイナミックな写真が撮れます。
2)寝転ぶ
上から撮る目線は、普段と違う雰囲気の写真が撮れます。
体育座り、壁に寄りかかるなどはファッション雑誌風のポーズです。
おすわりの出来る赤ちゃんなら、そばにおもちゃを置いておくと、
おとなしくしていてくれます。また、いい笑顔もしてくれます。
4)振り返る
5)横を向く
6)ポケットに手をいれる
ズボンやコート、ジャケットなどのポケットに手をいれると
ちょい悪風??モデルポーズでかっこ良く決まります。
7)手になにか持つ(おもちゃ、本、食べ物)
この時に手に持つものも可愛いセンスの感じられるものがいいです。
8)高いところに登らせる(滑り台とか)
勇敢な雰囲気の子供写真になります。
9)兄弟や友達などと一緒に
大勢で何かひとつに集中しているところなど、子供たちの関係がみえて微笑ましくなります
10)仮装する
ハロウィンの仮装は、非日常的で面白いです。
大人のサングラスなど大きすぎてアンバランスな小道具も可愛い写真が撮れます。
写真を撮る時皆さんは、どのようにして撮影していますか?
「目の高さからしか撮影してない!」
なんてことのないようにさまざまな角度から撮影するポイントを書いてみたいと思います。
アングルを工夫する10
1)高いところからとる
階段や椅子を使って高いところから撮影してみてください。
目で見ているのとは違う風景が見れます。
2)低いところから撮る
しゃがんでみたり、階段下から撮ったりしてみます。
子供と同じ目線で撮るのは、基本です。
3)顔アップ
ものすごく近づいて撮ってみます。
4)すごく遠くから撮る
望遠ズームレンズを使ってパパラッチ風に遠くから撮ってみます。
また、子供が小さく写るくらい遠くから風景と同化させて撮るのも面白いです。
5)手前になにかぼかす。シャボン玉とか
手前ボケといって写真に奥行き感がでます。
上の写真は、ドアが手前でぼけています。
手前がぼけてるだけですが、おしゃれな写真に見えます。
6)横、縦、斜めに撮る
カメラを縦位置、横位置、斜めと位置を変えて撮ると写る範囲が変わってきます。
余分なものを省いたりしながら、どの位置が最適化決めていきます。
7)わざとピンボケ
一眼レフはピントをぼかすことが出来ます。
わざとピンぼけさせるのも面白い手法です
8)逆光で撮る
逆光の光は綺麗です。
優しい雰囲気にしてくれます。
9)シルエットで撮る
影もよく注目される撮影方法です。
大きくのびたり、縮んだりするのが子供には面白いようです。
10)足だけなど一部分だけ撮る
赤ちゃんの手などは小さくて可愛いです。
特徴のある部分に焦点を当てて撮っておくのもおすすめです。
背景を工夫する
1)壁に色紙やステッカーなどなにか貼って色をつける
上の写真は、古雑誌を切って貼りました。
壁に色紙などをはるだけでも印象の違う写真が撮れます。
幼児などは小さいので、紙もさほど大きくなくても大丈夫なのでおすすめです。
2)カーテンなどの布を垂らす
窓際のカーテン越しの光は、撮影しやすい光です。
上の写真は、普段身につけてるストールを垂らしました。
使わなくなったストールは、子供を撮影するのに十分な大きさがあります。
壁に布をテープで貼っても雰囲気が変わります。
布はシングルサイズのシーツがあれば十分です。
3)芝生に寝転んで芝生を背景にする
公園の芝生は子供にとって絶好の遊び場です。
天気のいい日にゴロゴロ転がって遊んでいる姿をとるだけでいい表情の写真が撮れるはずです。
4)床にラグや布を敷いて背景にする
壁を背景にするだけではなく、床も背景になります。
シーツやラグなどを敷いて寝転んでる姿を上から撮っても面白い写真が撮れます。
特に赤ちゃんには、この方法をよく使います。
5)シャボン玉や紙吹雪を降らせる
子供撮影の定番です。
子供がシャボン玉を吹いてもいいですし、
周りの大人がシャボン玉を吹いて背景に入れるという方法も良くします。
逆光で撮るとシャボン玉がキラキラひかって綺麗です。
6)風船を敷き詰める
風船も子供撮影の必須アイテムです。
このときポイントなのが色使いです。
同じ色かもしくは2色で統一するとセンスよく撮れます。
7)公園などの色壁を使う
手軽に色バックの撮影が出来るのが、街にある色壁です。
カラフルな写真を撮りたい時に使います。
レンガやツタの壁は、プロの撮影現場でもよく使われます。
カラフルな壁が多い場所といえば、ディズニーランド!
雑多な日常の写真とは、違っておしゃれな写真が撮れます。
8)水中で撮る(夏のプール時期)
水中用カメラでなくても、カメラ用防水バックが市販されています。
水の中の光はとても綺麗です。
面白い写真と同時にドラマティックな写真が撮れます。
9)イルミネーションを背景に撮る
子供とのお出かけには欠かせないお祭りやテーマーパークでの夜景撮影
ストロボが強すぎたりとうまくいかないことも多いと思います。
ですが、デジカメの設定を変えるだけで綺麗に撮れたりもします。
10)花を背景に撮る
よくやるのが、造花を壁にくっつけて花の壁にしたり、
床に花を散らばして撮影したりします。
女の子を撮影するときにおすすめです。
年賀状などにお子さんや家族写真を載せている方は多いです。
七五三などの特別なイベントじゃなくても、気軽に写真撮影を頼めるのが出張写真です。
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